スーパーフード 青パパイヤとは?
最近スーパーでもたまに見かける話題のスーパーフード青パパイヤはご存じでしょうか?
青パパイヤとは
南国のフルーツであるパパイヤの熟す前の状態の物を言います。
柔らかくジューシーで甘い「パパイヤ」とは違い、
「青パパイヤ」は果肉は固く、シャキシャキしており味は淡白。
フルーツというよりは野菜に近い食感や味をしております。
日本では主に沖縄で「パパイヤイリチ―」という炒め物の料理があったり、
出産したばかりの女性にお祝いとして送ったり、庭に青パパイヤの木があったりととてもポピュラーな食材です。
なぜスーパーフード?青パパイヤの栄養
①パパイン酵素
パパイン酵素とは熟していくと減っていく、熟す前の青パパイヤにしかない酵素で
脂質、糖質、たんぱく質の3つの栄養素を分解する働きがあり、
胃もたれの予防や改善に効果的です。
また、食べ過ぎ等で消化酵素を使いすぎ消化しきれず、体脂肪が溜まるのですが
パパイン酵素の消化酵素により体内の酵素の不足を防ぐため、脂肪燃焼に効果があると言えます。
さらにパパイン酵素には血中の悪玉(LDL)コレステロールを減少させる働きがあります。
よって悪玉コレステロールが原因である高血圧や動脈硬化の生活習慣病の予防に効果的であると考えられます。
②ビタミンC、ポリフェノール
青パパイヤには赤ワインの約7.5倍のポリフェノールや
必須栄養素のビタミンC、若返りや美容の栄養素で知られるビタミンE、
などの多くの抗酸化作用のある成分が多く含まれております。
③β-クリプトキサンチン、イソチオシアネート
あまり聞きなれない栄養素ですが
β-クリプトキサンチンは体内で作れない重要な成分で発がん抑制効果を
疫学的に推測される研究結果が出ている成分です。
また長期間、体内に蓄積されるため効果が長続きすることも特徴です。
イソチオシアネートはワサビの辛み成分でよく知られているのですが
発がん性のある有害物質の無毒化、肝臓解毒作用の活性化、
血液をサラサラにし血栓予防をするなどの働きがあると報告されています。
こんな人にオススメ!
●消化を促進したい人
●胃の健康を整えたい人
●肥満を防ぎたい人
●美肌を目指したい人
●免疫力向上したい人
そんなスーパーフードの青パパイヤを
配合したプロテインがこちら
参考出典
●パパイヤの免疫細胞に対する作用を調べたところ、パパイヤはT細胞による免疫系を調整し、炎症物質であるIL-1の活性を抑制しました。このことから、パパイヤは免疫力を調整する働きがあると示唆されました。
https://pubmed.ncbi.nlm.nih.gov/21520494●パパイヤ抽出物を各種細菌へ添加した結果、各種細菌の増殖を抑制しました。パパイヤの抗菌作用は、セレウス菌 >大腸菌 >フェカリス菌 >ブドウ球菌 > ブルガリス菌>フレキシネル赤痢菌の順に強くなりました。このことから、パパイヤ抽出物は、グラム陽性細菌およびグラム陰性細菌を抑制する働きがあることが分かりました。
https://pubmed.ncbi.nlm.nih.gov/15040064●パパイヤに含まれるパパイン酵素で加水分解した肉と通常の肉を摂取した場合で比較すると、パパイン酵素処理を行った肉の摂取ではLDLコレステロール、およびVLDLコレステロール値は低いことがわかりました。このことからパパインは、ステロイドの吸収にかかわることが分かりました。
https://pubmed.ncbi.nlm.nih.gov/8780972●青パパイヤで万事健康 監修:石畑農学博士
https://www.bff-japan.co.jp/everything-is-healthy-with-blue-papaya/
●https://himitsu.wakasa.jp/contents/papaya/